子供の良いところが先生に伝わらない時の処方箋
こんにちは!認定講師の新田英博です。
私は子供の保育園から始まって、保育園PTA会長、小学校PTA会長、中学校PTA会長とずーっとPTA役員をしてきました。
学校と家庭の間を取り持つPTAの役割は大きいと思いますよ。
今回、ブログのシリーズ記事として、子供と先生の相性問題について個性心理學で解決していきます。
全5回の子供と先生の相性問題、よろしくお願いいたします。
昨日はコミュニケーションツールの「3分類」をお伝えしました。
先生を3つのグループのどれかに分類して、先生の理想像を知りましょう。
今日は自分のお子さんを3分類に当てはめます。
MOONの子供の性格
聞き分けのいい子 常識的 うっかり屋さん
EARTHの子供の性格
訳の分からない子 自分らしく しっかり屋さん
SUNの子供の性格
切替が超早い 冒険的 ちゃっかり屋さん
これで子供と先生とのグループ分けが出来ました。
同じグループ同士の子供と先生は価値観の物差しが同じなので、相互理解しやすい人間関係です。
子供さんも楽しく学校生活を送っているんじゃないでしょうか。
そこで相性問題の起こりやすい、子供と先生とコミュニケーショングループが違う時の対応をお教えします。
子供の良いところ、性格が先生には見えない、またはむしろ悪い評価になる可能性があります。なので三者懇談などで先生に「子供のここをこう見て評価して欲しいと」伝えると良いですよ。
MOONの子供とEARTHの先生
人と比べられるのが苦手なので注意がありましたら、呼び出して1対1でしてください。
MOONの子供とSUNの先生
自分のことを話すのに時間がかかるタイプですが一生懸命自分の言葉で話してくれる子です。最後まで聞いてあげていただけますか。
EARTHの子供とMOONの先生
頑固で自分を持っている子です。孤立してみえる時があるかもしれませんが、何を頑張っているか聞いてあげてくださいますか。
EARTHの子供とSUNの先生
頑固で不器用なところがありますが、コツコツ、一生懸命、ひとつのことを続けられる子です。コツコツできるところを褒めてあげてくださると有難いです。
SUNの子供とMOONの先生
気配りに欠けるところがあるかもしれませんが、粘り強く頑張れる子です。
SUNの子供とEARTHの先生
切替が早くて考えがコロコロ変わるタイプですが、なんにでもちゃっかり対応できる子です。リーダーシップある子ですので、役とか貰うと頑張ると思います。
以上のように先生のコミュニケーショングループのクセで、子供の良さが見えない部分、見えにくい部分を「このように捉えて欲しい」とリクエストするのは有効です。
「なぜ、分かってくれないのだろう?」
「なぜ、なぜ??」
これはストレスが溜まります。
親さんが先生に対してもこの「なぜ、なぜ??」というストレスが溜まることがあるかもしれません。
この場合も先生の分類を知って、コミュニケーションのクセが分かれば、「なるほど」とストレスが霧散します。
ぜひ、3分類を使って子供と先生との相性をより良く変えていきましょう。
楽になっていきますよ。
個性心理學認定講師ブログをお読みの皆様へ
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新田 英博
ブログ著者紹介
岐阜県恵那市出身。
高校時代に偶然、手に取った小説チャールズ・ディケンズの「デイビッド・コパフィールド」を読んで文学に目覚めました。
文学を目指し、国立富山大学人文学部、比較文学を専攻。夏目漱石、小泉八雲、谷崎潤一郎・・・よく読みました。
個性心理學は夫婦関係、そして子育てについて山内支局長に相談したのがきっかけで入門。
「目からうろこが落ちる」とはこのこと!
いっぺんに、うちの夫婦の形が目の前に見えて、ビックリしました。
(何をあんなにイライラすることがあったんでしょうね~)
そして子育てについても、自分との違いを押し付けることなく、子供の個性として認めることが出来ました。
良い父親になれたかな?
日常に個性心理學のエッセンスが入り、人間関係の苦しみ気苦労が減りました。
その後、山内支局長に師事し3分類セミナー、個性心理學基礎講座、特別講座を受講。
そして認定講師資格を取得しました。
個性心理學学術大会にも研究発表をさせていただきました。
主にビジネス経営と個性、キャラ、運気との関係を研究し、「携帯三国志~ドコモVSエーユーVSソフトバンク」はライフワークになっています。