子供と先生との相性の悩み　その３

先生が子供を評価する基準 ３分類

こんにちは！認定講師の新田英博です。
私は子供の保育園から始まって、保育園PTA会長、小学校PTA会長、中学校PTA会長とずーっとPTA役員をしてきました。
学校と家庭の間を取り持つPTAの役割は大きいと思いますよ。
今回、ブログのシリーズ記事として、子供と先生の相性問題について個性心理學で解決していきます。
全5回の子供と先生の相性問題、よろしくお願いいたします。

本日3日目。いよいよ相性問題の本質に入っていきます。
よろしくお願いいたします。
昨日はライオン君とヒツジ先生との相性のもつれを読んでいただきました。
これを個性心理學で読み解いていきます。

個性心理學では、バースディサイエンスという考え方で、人間は生まれた瞬間にスイッチが入ると考えています。
その生まれた瞬間の太陽の位置、高さと月の形が私たちの性格に与えている影響が大きいとし、同じタイミングはない唯一のものとして、それを個性と呼んでいます。
個性心理學では、個性を60種類の動物キャラクターで例えて表現します。
そして60種類のキャラクターをさらに大きく３つの分類として集約することで、実生活で使いやすいコミュニケーションツールとしています！
この「3分類」を覚えていただくだけで、夫婦関係、親子関係、職場の人間関係、そして子供と先生の関係まで、きれいに整理整頓することができてしまいます。人間関係は、思い通りにならないからストレスが溜まります。
分類ができると、どんな変な人、ストレスフルな人間でも「想定内」に収まるので、「思っていた通り」となり、これが大きなストレス低減になるのです。

この3分類で人間関係を見てくと、腑に落ちることばかりになってビックリしますよ。

3分類とは

個性心理學では人を60種類のキャラクターに分類します。星座占いは12種ですが、個性心理學では60種類の分類です。
60種類を３つのコミュニケーショングループに当てはめます。

MOON（月）グループ　
EARTH（地球）グループ
SUN（太陽）グループ　

この３つは最大公約数で、グループの考え方、考え方のクセ、好印象、悪印象を分ける事ができます。

MOONの先生の理想像
誰からも好かれる子供に育てたい　友達をたくさん持つ子供に育てたい　常識的な子供に育って欲しい

EARTHの先生の理想像
目的を持ち、いつも結果を出せる子供に育てたい　ペース配分のうまい子供に育てたい　ライバルクラスに負けないクラスにしたい

SUNの先生の理想像
特技を持つ子に育てたい　臨機応変な対応ができる子供に育てたい　何でもでき、何度でも粘り強く頑張る子供に育てたい

先生の子育て価値観の物差しと言ってもいいかもしれません。
どれが正しい、という事ではないのです。

EARTHの先生は、計画を立てそれを守って目標達成することが大事。期末テストで良い点を取らせたい。
SUNの先生は、臨機応変。抜き打ちテストでも良い点が取れる実力をつけさせたい。

いかがでしょう。
物差しの違いを知ることで、不安とストレスが軽減される予感がしませんか？

今日は、3分類が人間関係を整理整頓するコミュニケーションツールであるというお話でした。
いよいよそれを使って、先生に子供の良いところを見て貰う方法に入っていきましょう。
明日もよろしくお願いします。