子供と先生との相性の悩み　その５

子供と先生との相性の悩み　まとめ

こんにちは！認定講師の新田英博です。
私は子供の保育園から始まって、保育園PTA会長、小学校PTA会長、中学校PTA会長とずーっとPTA役員をしてきました。
学校と家庭の間を取り持つPTAの役割は大きいと思いますよ。
今回、ブログのシリーズ記事として、子供と先生の相性問題について個性心理學で解決していきます。
全5回の子供と先生の相性問題、よろしくお願いいたします。

本日5回目でラストのまとめになります。

子供と先生の相性問題でお話してきました。
個性心理學ではコミュニケーションツールとして対象を「３分類」へときれいに分けて人間関係を整理してくれます。
この「3分類」に分けて、コミュニケーションのクセを理解し、対処していく、というお話でした。

3分類には、MOONグループ、EARTHグループ、SUNグループとありました。
自分と同じグループはコミュニケーションのクセが同じですので、人間関係の悩みは少ないです。
一方、グループが違うと途端に思い通りにいきません。
お互いが「正しい」と思っている価値基準が違うので、「なぜ、分かってくれないの？」というストレスがどんどん膨らんでいってしまいます。

なので、自分を知り、相手を知って、コミュニケーションの質を上げていくことです。

自分の3分類と、相手の3分類を知って、相手に分かる言葉でコミュニケーションを重ねるのです。

我が家の事例です。
私はMOONグループ。妻はEARTHグループ。
妻は金銭にすごく細かい人で私にとってはすごいストレスフルでした。
私はビジネスでは人づきあいが大事で信頼を重ねる事が大切と考えます。
ランチミーティングやちょっとした贈り物など、人間関係を良くすることとビジネスの成功が直線上に乗っていると考えます。
しかし、妻にとって「ランチは無駄な時間」、「贈り物のお金は戻ってくるのか」という事が気になって仕方ありません。
「金、金、うるさい！」と私が怒ったことも。ダメですねぇ。
3分類が分かって、コミュニケーションのクセと分かったら、「今度の取引先の方とよく知り合うことが大事と思うのよね。食事を共にするって同じ釜の飯を食べるっていうように信頼関係を作る時に大事なんだよね。それがひいては年間数百万の取引になっていくと思うんだ」
と、こんな風に最後、「儲かる」ことを伝えると途端にEARTHグループの妻はお金が大好きなのでご機嫌になります。
そしてEARTHグループから見ると、MOONグループは無駄が多く見えるそうです。ランチに贈り物が無駄に見えるそうです。

価値観が違うから、相手が理解しやすいように相手の土俵に乗せるまでが大事です。

子供と先生の相性問題も、子供の個性を先生の価値観の上に乗せて「見やすく」してあげることで、より深いコミュニケーションが出来るようになります。
子供と先生の相性が悪く感じたら、ぜひ、3分類で人間関係の方程式を解いてみてください。
素晴らしいですよ。

それでは全5回の「子供と先生の相性問題」についてのブログ記事を終わります。
最後に、個性心理學の3分類の出し方を知りたい方は、ぜひZOOMセミナーを受講してみてください。

子供と先生だけでなく、親子関係、夫婦関係、職場の人間関係などなど、どこでもいつでも活かせる実践的なコミュニケーションツールとなります。

目からうろこの人間関係の特効薬となりますよ。