社長と部下との付き合い方　その５

日本の中小企業の割合は、99.7％です。更に、その中小企業の中で小規模企業は9割弱を占めています。

中小企業全体で、3200万人、日本の従業者の約7割が中小企業で雇用されています。

地域を、日本をより元気にしていく、その原動力となるのが中小企業なのです。

そんな中小企業や小規模企業では、社長と顔を合わせる事や、言葉を交わすことが日常茶飯事です。

そこで、社長とのかかわり方についてお話していこうと思います。

全5回　「社長と部下との付き合い方」です。

第5回　「何にでも通用するのです！」

4回に渡り、各キャラクターの社長との付き合い方をお話してきました。

もう、お気づきの方がほとんどだと思いますが、これって、社長と部下との付き合い方だけではなく、全ての人間関係にも通ずる部分が沢山あります。

ただその都度、立場や関係性が違うので、その時の状況下を上手く見極め行動しましょう！！ということです。

「人として気遣いを怠らず、周りに気を配って過ごしましょう！」なんですよね。

会社組織の中で重視し、実行してほしいのが人間関係です。

上司と部下の人間関係を下図のようにされるのをお奨めします。

「ジャンケンの法則」　　　「グー・チョキ・パー」を実行

MOONは、ジャンケンでいう　「グー」・・・・　特徴：小さくまとまる・頑固である

EARTHは、ジャンケンでいう　「チョキ」・・　特徴：チョキチョキと無駄を切り取る

SUNは、ジャンケンでいう　　　「パー」・・・　特徴：外に向かって拡大・展開する形

上司と部下の人間関係は、「MOON➡EARTH➡SUN」　の右回りが良いのです。

一度、社内の上司と部下の関係を「MOON➡EARTH➡SUN」　になっているかどうか調べてみてください。

もしこの回りが逆だとすると、多分もめ事が多いのではないかと思います。

まずは、自分自身と自分の身の回りを検証してみてください。

先生と子供の関係・姑と嫁との関係・夫婦関係などなどなど・・・。

面白い結果が出ると思います。

ただ、人間関係に良い悪いはないので、逆の人間関係の人を避けたりしても意味がありません。ギブアンドテイクの精神を大切にして付き合っていきましょう。